2006/10/8
ショップ建築 ~ラルフローレン表参道~
先日、所属する徳島インテリアコーディネーター協会より会報の原稿依頼がありました。(会員全員が交代で原稿をつくる広報誌。)テーマはショップ紹介。
そこで今回は、広報ネタということで提出原稿を流用します
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国内外の著名な建築家による建物が並び、いまや「建築の見本市」の様相を呈している東京・青山~表参道エリア。表参道ヒルズ、プラダ ブティック青山店、トッズ、ディオール・・・。
そうそうたるスーパーメゾンのブティックが立ち並ぶ中、私が一番魅了されているのは表参道ヒルズの横にそびえ立つ「ラルフローレン表参道」です。
クラッシックな白い外壁の上品な建物は、他とは明らかに一線を画す存在感があり、古典系建築を造形するイオニア式のオーダー(写真右側より縦に配置されている4本の柱)が重力に対する安定感と全体の美しい調和をはかり、まさにラルフのフラグシップストアを印象づける格調高い外観を呈しています。
(こちらは10年程前に 設計した住宅展示場で見せるための設計ですが、まさにこの手法を取り入れたもので、水平と垂直、Rの曲線を普遍的なバランスで調和させ、なおかつ全体的に垂直ラインをあえて強調させる外観にしています。このようにデザインの原理原則を貫いていると時が経っても色あせない美しさがあります。サーロジックの設計ポリシーは上品でシンプル、かつ飽きのこないデザインです。)
内装は、漆喰の壁や天井、石灰石から成る美しい柱や回廊、ブロンズの窓枠、マホガニーで統一された什器などなど、クラッシックな装飾様式がふんだんに取り込まれています。そして、フレグランスキャンドルが香る空間は、隅々までが想像を遥か上回る美しさなのです。
流行のデザインや著名な建築も素晴らしいですが、何千年もかかって普遍的な美の様式までに高められたクラッシクな建築もこれまた、色あせない洗練された美しさを感じます。
次回も引き続き、ラルフの美しき世界をご紹介します。


